小説家オルガ・トカルチュク(1962-)が2018年のノーベル文学賞を受賞したことは記憶に新しい。1996年には詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカ(1923-2012)が同賞を受賞した。世代もジャンルも異なるが、平明な言葉で書かれた両者の作品は、ポーランドでは幅広い読者に親しまれ、よく読まれている。