翻訳賞

翻訳賞は、翻訳者の文学への貢献を評価し、出版社や読者の間で優れた翻訳者に対する認知度を高めるものです。各国の賞の詳細についてはこちらから。

注目すべき翻訳賞

「Sovretova Nagrada」は、特に成功したスロベニア語への文芸翻訳に対してSlovene Association of Literary Translators(スロベニア文芸翻訳者協会)が授与するスロベニア文芸翻訳賞です。古典文献学者で翻訳家のAnton Sovreに因んで名付けられたこの賞は、1963年に初めて授与され、スロベニア文芸翻訳者協会が提供する5つの賞の中で最も長い歴史を持ちます。協会では作品がノミネートされた翻訳者のリストの保存も行っています。

翻訳家であり詩人であり文学研究者であるファビアン・ハフナーに因んで名付けられた「Fabjan Hafner Translation Award(ファビアン・ハフナー翻訳賞)」は、2017年にリュブリャナのゲーテ・インスティトゥートがオーストリアのクラーゲンフルトにあるMusil Institute(ムージル協会)とLiterary Colloquium Berlin(ベルリン文学コロキウム)と共同で創設したものです。スロベニア語からドイツ語、その逆の翻訳を表彰するこの賞には、ベルリン文学コロキウムでの1か月間のフェローシップが含まれます。賞金は4,000ユーロです。

2008年以来、スロベニアのスペイン大使館は、スペイン語からスロベニア語への最も優れた翻訳に隔年でEsAsi賞を贈り、3,000ユーロを授与しています。プロの翻訳者を対象としたEsAsi賞とは別に、若手翻訳者を対象としたEsAsi賞も用意されており、こちらには1,000ユーロが贈られます。この賞の目的は、翻訳者の仕事を表彰し、スペイン文学に対する知識と理解をスロベニアの読者に深めてもらうことです。