文学賞

多文化が共存するヨーロッパでは、さまざまなジャンルの現代文学の優れた作品を称える文学賞が豊富にあります。各国の賞の詳細についてはこちらから。

注目すべき文芸賞

「Transatlantyk(トランスアトランティック賞)」は、Book Institute(書籍協会)が海外の著名なポーランド文学アンバサダーに毎年授与する賞です。翻訳家、出版社、評論家、あるいは文化的生活に活気を与えるあらゆる人材が受賞者となる可能性があります。この賞が始めて授与されたのは2005年、ユリウシュ・スウォヴァツキ劇場で開催されたConference of Polish Literature Translators(ポーランド文芸翻訳者会議)でのことでした。受賞者には1万ユーロに加えて、記念の賞状とウカシュ・キェフェルリンクがデザインした彫像が授与されます。

「Nike Literary Award(ニケ文学賞)」はポーランドの作家が前年に発表した最も優れた文学作品を表彰する、毎年恒例のポーランドの文学賞です。1997年に創設され「Gazeta Wyborcza(選挙新聞)」紙が資金を提供するこの賞は、ノンフィクションの随筆や自伝を含むすべての文学ジャンルを対象としています。賞金の10万ズウォティに加えて、受賞者にはポーランドの著名な彫刻家カジミェシュ・グスタフ・ゼムワがデザインしたギリシャの女神ニケの彫像が贈られます。

「Paszport Polityki(ポリティカのパスポート賞)」は、週刊誌であるPolityka(ポリティカ)誌が1993年から毎年発表しているポーランドの文化賞です。文学、映画、演劇、クラシック音楽、ポピュラー音楽、視覚芸術の6つの主要部門で授与されます。最も速い進歩を遂げ、新たな成果で人々を驚かせ、その活動が世界での支援と奨励に値するクリエイターに贈られる、栄誉の印と言える賞です。

「Kościelski Award(コシチェルスキ家賞)」はポーランドで最も長い歴史を持つ独立した文学賞です。1959年からジュネーヴで活動しているKościelski Foundation(コシチェルスキ財団)によって授与されます。ポーランド国内外の飛び抜けた文学愛好家や批評家で構成される審査員が、40歳未満の有望な作家に毎年1つ以上の賞を授与しています。財団によって贈られるこの栄誉の印は、国外では最高の常設ポーランド文学賞であり、文学的業績を示す信頼できる尺度であると考えられています。

「Wisława Szymborska Award(ヴィスワヴァ・シンボルスカ賞)」は、2つの部門で授与される国際的な賞です。賞の前年にもともとポーランド語で出版された最も優れた詩集に毎年授与される他、ポーランド語に翻訳された詩集に隔年で授与されます。賞として彫像と、財団理事会が定める額の賞金が贈られます。